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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

熱量と温度差の経験の大切さ

こんばんは。

今日は、熱量と温度差を経験することから、企業がリーダーシップ経験をどの人にも求める理由について、若干ネガティブな観点から僕なりの考えを書こうかなと思います。

○熱量と温度差

何かのプロジェクトにおいて、リーダーになったとします。そのプロジェクトは、次の条件を持ったものとします。
■プロジェクトの条件
・一通り完成させ、成功させないといけない状況
・メンバーは皆均一な条件でなく、やる気も能力も違う
・上司がいて、責任はリーダーが持つような状況

つまり、何かしら切迫した状態下でのプロジェクトのリーダー、という状況です。これは、何かしらのプロジェクトにおいては普通にある状況だと思います。

みんなが楽しくて、みんなが満足するような形のリーダー経験ほど楽しいものはないですが、一般的にはそのような状況の方が稀で、何かしら追い込まれた状況だと考えられます。

そして、ここにおいてリーダーとメンバーには次の状況が生まれます。
リーダー:熱量を持って取り組まないといけない状況
メンバー:熱量を持って取り組んでも、取り組まなくても自身への影響はさほど変わらない

つまり、リーダーの持っている熱量と、メンバーが持っている熱量には温度差が生じているということです。

○温度差の経験

この温度差の経験は結構大事だと思っています。理由は大きく分けて3つあります。
・温度差への対処方法がわかる
・メンバーへの対処方法によって、自分がどんな環境に行きたいかがわかる
・自分がメンバーになった時に、温度差を縮めることができる選択肢を得れる

温度差への対処方法がわかるというのは、その状況下における精神的疲労へのレジリエンス及びその状況下でのマネジメントの仕方です。これはかなり大事。本では経験できない事の一つだと思うからです。

また、メンバーへの対処の仕方によって、自分の行きたい環境がわかります。メンバーと同じくレベル感を合わせるか、それを踏まえても高みを目指すか、熱量を持った人たちと一緒に過ごしたいか、などです。これらは人生観を支えるものの一つになると思っています。

最後に、自分がメンバーになった時に、リーダーが熱量を持って取り組もうとしていることに対して、”自分も熱量を持って取り組む”ことへの選択肢が明確に生まれます。"取り組む"か"取り組まない”かは、その人がリーダーを経験した上で選べる選択肢になりますが、それはともかくとして、共感してあげることができます。

○だから、リーダー経験を求めるし、必死になった経験を求める

こういったことは、リーダーにしか経験できません。個人的にはこれを早い段階で経験すること、特に学生のうちに経験することはかなり大事なことだと思います。なぜなら、学生の間しか、特殊な環境下でない限り、立候補したらリーダーになれるなんていう状況がないからです。

だいたいは年を取ってからなったり、優秀な人たちがリーダーのポジションを独占したりするからです。誰しもがなれるわけではないけれど、学生の間は比較的チャンスがある、ということです。

また、その意味で企業がより人材を選ぼうとした時に、リーダーになれるかなれないかは別として、リーダーとして必死に頑張った経験がある人を選ぶのは自然と考えられます。

リーダーがどんな人と働きたいかといったら、温度差がない人たちと一緒に働きたいと考え、そしてそう考えるリーダーが採用のサイドに意見を言えるのですから、当然求める人材にリーダーの要件は入ってくるわけです。

そんなわけで、僕も例に漏れず。温度差を経験したことがある人たちとはやっぱり、一緒に仕事をしていて楽しいなぁと感じてしまうのです。
それでは。