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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

アメリカのインターンシップ事情

インターンシップ

こんにちは。

最近、リクルートワークスの以下のサイトを眺めています。

www.works-i.com

この中でもピックアップされているアメリカでのインターンシップ事情について、日本との違いや参考にできる部分などを踏まえて、書いていきたいと思います。

○アメリカの企業のインターンシップの目的

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アメリカでの企業のインターンシップの目的は大きく分けて二つあります。

  • フルタイムのポストに新卒の学生を採用するため
  • 学生に就労機会を与えるため

特に二つ目の「学生に就労機会を与える」ことですが、インターンシップのアメリカの歴史は古く、こちらによれば、100年以上前に誕生したようです。本来は、専門職を育成するために大学と連携したものがインターンシップの始まりだったようです。

そのため、日本のように企業と学生が一対一でインターンに行くのことよりも、Co-op教育という教育機関・学生・企業が連携して単位の認定なども行う教育プログラムの一環としての意味合いが強いようです。

インターンシップの学生の参加率

日本のインターンシップというと、大学生が就活前に慌てて参加するものといったイメージですが、アメリカでは初等教育(小・中・高)から参加することも多いですし、大学では学部1年生から、修士や博士課程の学生も参加しています。

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大学の1年生からインターンシップへの参加率は50パーセント程度であり、大学3年生などになるとさらに増えます。アメリカではインターンシップに参加して、将来の職業について考えるということが根付いている証拠です。

インターンシップの内容も実践的な内容が多く、大学1年生向けに基礎的なコンテンツを用意し、大学3年生向けには発展的なコンテンツを用意することもある。また、給与も時給14ドル~24ドルと、きちんと支払われたり、企業によっては有給休暇制度があるなど、社員と変わらない対応をとるところが多い。

こういったように、日本の「お仕事を体験しよう」というものではなく、実践的な内容をできることや、給与が支払われること、そして大学と連携して教育の一環として提供されている側面が強いことが、インターンシップの学生の参加率の高さを生んでいるといえます。

○企業がインターンシップを提供する意味

アメリカでは転職が当たり前の企業が多いため、転職率を低く抑えることやミスマッチを防ぐためにも、インターンシップを採用している企業が多いようです。実際に、インターンシップから採用につなげる企業は50パーセント以上と高く、また転職するまでの年月も長くなるなど、ただ社会貢献としての意味合いで行っているわけでもないようです。

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社会全体としても、企業がインターンシップを若い人たちに提供することで、

  • 学生が「職」や「社会」について考える機会が増える
  • 学生が大学などで何を学ぶかに目的意識が芽生える
  • 学生の能力の向上が見込め、即戦力として使える

などの効果が考えられます。即戦力として使えることのメリットは大きいかと思います。

社会全体の効果が見込まれるものとして、欧米諸国では積極的にインターンシップを取り入れ、学生個人の成長の促進や企業に入ってもらい活躍してもらう人材の獲得などを行っています。このようなところは日本も見習い、活用していくことが重要かと思います。

それでは。