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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

労働時間に関する思い込み

人事 労働時間 ワークライフバランス

こんばんわ。今日は、労働時間に関することを書いてみようかなと思います。

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〇労働時間とは

先日の女性の労働時間についてであったり、ユニクロのシフトの変更などをうけて、労働時間というものがいったいなんなのか、ということについて考えました。
労働とはそもそも、社会的に利益を生むor生産的である行為、というものです。
そして労働時間とは、その行為を行った時間、という事になります。異論やほかの意見などもあるかとは思いますが話を簡単にするためこれで行きたいと思います。

〇労働時間と報酬は関係の無いもの

つまり、「生産的で利益を生んでいるものがあり、それから得られる報酬がその人にとって満足だと考えられる」場合には、それ以上労働する必要なんて無いわけですし、もっと生産してぇ!と思うのであればやりぁいい、となります。もっと言えば報酬に関係なく働きたい人、会社を通じて社会に貢献したい人は働きまくればいいわけで、何も問題ではありません。
個人が生きていくためであったり、ある程度趣味とか娯楽を楽しむためにはお金が必要になります。お金を生む生産的な活動を行い、満足できる利益を生み出せているのなら、長時間働く必要もありません。

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考えていくと自分のほしい給料の分だけしっかり稼げているorしっかり貢献できていれば「時間」に縛られる必要もなくなります。
しかも、時間に対する生産性が高い場合には、別に長時間勤務など要らないわけです。

〇誰がその利益を生んだのか?が話をややこしくする

なので、この観点から行くと「労働時間」によってを社員の報酬を考えるのがおかしいとなります。なぜなら、100時間働いたけど会社業務とは関係の無いことをやっていた場合とかは、報酬は0円と考えてもいいでしょう。

しかし、そうはいっても時間による報酬規定があったり、人事考課による給料の変更などがあったりするのには、いくつか理由があるかと思います。

一番大きな点は、評価のしようがない場合が多いことが挙げられます。たとえば、アプリを作る会社だと、企画して広報して作って実際に営利を直接的に生み出す活動をするひともいれば、社内のコンプライアンスを守ったり、事務手続きをしたりして営利に間接的に関わる人もいます。
これにより、上の能力や貢献度に関係なく「作業」や「残業時間」、「部署」、「役職」によって給料を決めていることが挙げられます。
話はそれますが、よくよく考えると上司と部下の違いはなんなんだろうと思います。総合力では部下が劣っていても一部では勝てる部分があったり、ある活動における貢献度は等しく同じであったりすれば、給与を役職に応じて固定するというのも変な話です。

〇それでは、どうするか?

もし生産性がしっかり評価され、実利益をその生産性に応じて分配することが出来れば、時間にとらわれることなく、生産性で報酬を図ることができます。
最近では、日本の労働時間が長すぎることが問題視されていますが、そもそも生産性を労働時間でしか担保できないもしくは生産性の低い労働が多い、また古い管理体制により給与を決めているのであれば、そこを改善する必要があり、時間に問題点を絞ったり、労働時間が長い=ブラック企業というのもおかしな話だなと思います。
改善点としては、
  • 生産性を見える化する
  • 企業のキャッシュフローと従業員の労働時間、生産性を関連付けて可視化
  • 給与を固定値+変動値とし、生産性や利益、行った意思決定の責任の重さに応じて変化させる
  • 従業員の給与が上記を用いて説明できるようにする
と言ったところでしょうか。こうすることで、時間に対する生産性がわかり、無駄な業務を減らそうという意識が傾きますし、企業に個人が貢献することで利益を得ていることがより明確になります。また、責任の重さを行った意思決定の重さに応じて決めることで、役職による賃金の設定なども外れます。
これからは生き方が幸せにつながる時代と考えれば、時間はその人に委ねられるべきです。テクノロジーの発展でいろんな働き方や給与のあり方が変わればいいなと思いますし変えたいなと思います。
それでは。