St_Hakky’s blog

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自己分析という他己分析

こんにちは。

僕もどんな仕事がしたいのか、将来何をしたいのかを考えて行く中で、最近はいろんな活動をしているわけですが、そんな中で自己分析というものをします。これがよくわからんのです。

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(写真は、よくわからない時のおれのような顔)

理由はいくつかあるのですが、僕が一番気になったことの一つに、「自己分析の方法として言われた方法って、もはや自己を他己として分析する他己分析ジャン」ということです。そのことが気になって、調べていたら自己知覚理論という理論を知りました。

そこで今日は、自己知覚理論という自分を分析する際に行われている思考に関する理論を紹介しながら、自己分析について考えて行きたいと思います。

○自己知覚理論とは

自己知覚理論とは、簡単に言えば「自分が認識する方法と他者を認識する方法が同じプロセスを持っている」とする理論のことです。

Bem, D. J. によって提唱された、自己知覚が他者知覚と同様のプロセスを持っているとする理論。
人は通常、他者の行動からその人の態度や性格を推論するが、自己ついても同様に、行動やその状況といった外部的な手がかりから自己の内的状態を推論することがある。街で道に迷って困っている人を助けた自分について、改めて「私は人に親切なところがある」と思うなどがこれにあたる。

引用元:自己知覚理論とは

○自分とはもっともよく知る他人

この自己知覚理論をもとに考えると、自分をアピールする場である面接において、面接官と自分の唯一の違いは「自分に対する情報量」ということになります。もし仮に、自分に対する情報量が同じで、その物事に対するとらえ方が同じであれば、「同じ自己」を想像できるわけです。

ただ、実際には

  • 情報量が同じ
  • 物事に対するとらえ方が同じ

という状況はありえないわけで、これによりその人から発せられる情報により「その人の個性」が見えるということになります。例えば、「サークルで団体の代表をやっていました」という事実に対して、「何を学んだか?」と聞いたときに、

  • Aさん:マネジメントスキルを学びました
  • Bさん:仲間と一緒に楽しくやっていくことの大切さを学びました

と答えるのかで、何にその人が重きを置いているかがわかります。また、過去をどのように見るかは自己分析を行った際の心理状態にも影響を及ぼすため、面接などで聞く際は注意する必要があるのかなと思います。

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○自己分析結果を面接で聞いても意味がない

自己分析は、出来事とその出来事に対するものの見方によって行われるため、「自分」にとっては有意義なものになります。なぜなら、それによって自分を深く知れまた、他人との違い、何について興味があり、何についてやる気を出すかなどがわかるからです。

しかし、面接などで聞くのは意味がないなとやっていて思います。

理由は、以下の通りになります。

  • 経歴を見るのであれば出来事や事実だけ知れればよい
  • 実力を見るのであれば、実際にその業務をやってもらえればよい(リーダーを○○年やっていました → リーダーとしての資質を見るサムシングをやってもらう)
  • 物の見方は、用意した自己分析じゃなくても、グループワークや会話の中でも聞くことができ、またこれの方が準備されにくいため、加工された自己を見せにくい

自己分析は始まりであって、それをもって自分が身に着けるべき能力ややりたい仕事が見えてきて、またそれに対して今現在アクションを起こしているか、その起こした結果どのような力を身に着けているか、どのような考え方をしているか、そういうアウトプットを見るべきなのではないかなと思います。

結局、自分なんてころころ変わるし、よくわかんないものだから、今を真剣に生きて、たまに振り返って「いま現在の自分はこれだな」とするだけでも十分いいのかなと思います。他人がわからないように、自分も結局見方しだいでコロコロ変わるものなのだから、面接などでは自己についての質問ではなく、アウトプットから見るのが一番ベストなのではないかなと思います。

それでは。