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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

IT企業の人事は今すぐにでもエンジニアになるべき

こんにちは。今日は、最近IT企業へのインターンで行っている企業で感じた、「人事はエンジニアになるべき」ということに関して書きたいと思います。

○食い違う思惑

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長期インターンをとある会社でやらしていただいているのですが、その関係で企業のいろんな場面に遭遇or耳にします。

  • 勤怠管理を新しくしました
  • 人事考課を成果主義型へ
  • 社内の環境やルールを変えます

その他にもたくさんありますが、こうした人事側の動きに対して、エンジニアがついていけていない&人事のやっていることがよくわかっていないというものを雰囲気で感じます。また、人事側もエンジニアがどのような職場環境で働いたほうがいいかについてよくわかっていないということも感じます。

人事考課や勤務上のルールなどを変更する際には、社内全員が納得するシステムでなければならないと思っています。そういったときに、人事側とエンジニア側で意見が食い違った状態で事が進んでは、会社自体の業績にも関わります。

そこで、私が今回提案したいのは、「IT企業の人事は今すぐにでもエンジニアになるべき」ということです。人事以外にもエンジニアの仕事を知っておく必要がある職種、またエンジニア以外にも人事が知っておくべき仕事はあるかと思いますが、今回は人事とエンジニアのみに絞ってお話しします。

○何故IT企業の「人事」がエンジニアになるべきなのか?

人事だけやっている人事さんほど、人事には向いていないというのは僕の勝手な持論です。まぁ、それはまたの機会でお話しするとして、社内の制度やルールを決める際に、エンジニアがどのような職場環境で働くことができればいいのかについては、実際に体感してみないとわかりません。

プログラムを書くときには、どのようなことが起きることが多いのか。

エンジニアが働きやすい環境はどのような環境なのか。

作業が進む、作業が遅れる原因はなんなのか。

こういったエンジニアだったらわかることをわかってくれない人事ほど、エンジニアにとって敵であるものはありません。そういったときに必要になるのは、社内でのコミュニケーションかと思いますが、いくら話を聞いても実感できないのでは、真にわかったことにはなりません。

また、採用活動などを行う時にサービスを開発する際のポイントや、使用する言語、システムなどのことが分かっていなければ、エンジニアの面接などはできません。その人がどの程度の実力を持っているのか、どういった考えで開発を行っているかがわからないからです。そういったことが分かれば、最後面接でエンジニアが面談するとなっても、いいスクリーニングを人事だけで行うことができることで、社内のエンジニアの開発業務を邪魔することがありません。

そして、ここが一番肝心なのですが、「お金を払って利用している事務系サービスや単調な事務処理は、エンジニアであれば簡単につくれるものなのではないか?」ということです。

例えば、「給与明細をpdfで出力してメールで個人に送付する」という作業を持った時に、一枚一枚メールで送るよりも、あらかじめ作ったプログラムをポンと押すだけなのとでは、どちらが早いのか?そんなの火を見るより明らかです。

これらの、「エンジニアの心を理解する」ことと「業務改善を自分で実行する」力を身に着けることで、より成長できる企業へと進化できるのではないかなと思います。

○人事をエンジニア化するために

「やったらいいのは分かったけど、んじゃどうするんだよ。」ということです。実際問題、これは時間がかかる難しい問題かと思います。しかし、社内での勉強会に人事も参加したり、エンジニアとの交流を図る意味も込めて、エンジニアの人に教えてもらう、といったことはするべきだと思います。

1年、2年目はできなくても続けることで、3年目や4年目から実際に自分たちで一つずつシステムを作っていく必要があるかなと思います。これから先10年分の細かな事務処理がなくなり、エンジニア採用の質が上がるのであれば、必要な投資かなと思います。

また、育てるのではなく、社内システム兼人事業務を行うエンジニア出身の人を雇うというのも一つの手かもしれません。ここで注意すべきなのは、社内システム開発担当の人でも「人事」業務も行うということです。理由は言わずもがなです。

人事は、様々なスキルが求められる時代にどんどんなってきているな、と思います。社員が会社にもとめるものがどんどん変わっていき、また変化が激しくなっていく社会において、人事の役割はどんどん大きくなっていくなと思います。そのうち、人事エンジニアなんていう職業や人事心理学担当なんていう職業が出てくるかもしれません。

それでは。