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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

ゲームの感覚を職場に

今日は先日紹介したケリーマクゴニガルさんつながりで、双子のお姉さんの方のジェーンマクゴニガルさんのTEDで発表された考えも紹介しながら、ゲームと現実世界の違いについて話したいと思います。

○「できる」と「思う」

一緒に勉強をしている友達、AさんとBさんがいるわけなのですが、彼らを見ていて共通する点は以下の通りです。

  • 現実世界のたいがいのことは能力向上と資金を増やせばできると思っている
  • 問題や課題、目標に対して対処するために他者に助けを求める
  • より多くの楽しさや達成感を得ようと思っている

一見、ポジティブに見える点ばかりですが、AさんとBさんがこれを考えている対象だけが違います。

Aさんは、現実世界に対して、Bさんはゲームに対して上の三つを思っています。

僕は特段ゲームをすることを否定するわけでもありませんし、人生がそれで楽しくなっているのならいいんじゃないのと思います。ただ、いつも思うのは、ゲームというものを考えたとき、現実世界との違いがよく分からないということです。今日はこの点について、「仕事」という側面に焦点を当てて書きたいと思います。

○ゲーム的感覚を職場に

まず、ジェーンマクゴニガルさんという人のTEDを紹介します。

ここでは、ジェーンさんが「ゲームによって、世界を救える」といろんな説や理論を用いて話しています。内容については詳しくはふれませんが、ここで考えたいポイントは、ゲームには次の要素が含まれているという点です。

  • 意義を見出させる
  • 達成したいという欲求を生むもの
  • 他者との協力や関係の構築を促す
  • 従事している/行動する楽しさを感じさせる

これらは、ポジティブ心理学でとらえられている幸せに必要な5つの要素をみたすことになり、ゲームは人が「はまる」ように仕組まれている最適化されたものだと考えられます。

また、ゲームを熱中している人たちも、そうでない人たちも思っている以下のことがあります。

  • 達成できないことが「ない」とプレーヤーの誰もが思っている
  • 段階的レベルアップがある
  • 協力者が用意され、自分の行動に対するフィードバックがある
  • 圧倒的集中力を生む中毒性にも似た「魅力」がある

これらは、現実世界に対して考えると、ほとんどの人が思っていないことになります。ジェーンさんは、こういった「ゲームでは容易に得られる感覚を、ゲームに多大な時間を割き、天才級になっている人たち」を現実世界に持ってくれば、世界はもっと良くなるといっています。

僕は将来人が楽しんで過ごす会社をどのような立場、どのような形であっても作りたいと思っていますが、ゲーム的感覚を取り入れることもありなのではないかと考えています。

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○ゲームの異色さを職場にどう取り入れるか

ゲームには用意されていて、現実世界には用意されていないものは以下の通りになるかと思います。

  • 能力値が低い人も高い人も「楽しく」そして「能力をあげよう」としている
  • 協力プレーをする必要性がわかっている
  • 能力を挙げる方法がわかりやすい
  • 中毒性に似た「魅力」がある

逆に言えば、これらを用意してあげて、そういう考えを持たせてあげれば仕事も楽しく、遊んでいるようにできるのではないかなと思います。ゲームをしている人たちが、あの集中力で仕事に取り組んだとき、どのような成果を生み出すのかは火を見るよりも明らかです。

これらをどう職場で生み出すか、それは次のブログにしたいと思いますが、なぜ仕事となるとみんながみんなゲームのように考えられないのか?いろんな原因があるかとは思いますが、実際は単純で自分たちのイメージの問題じゃないかなと思います。

社長はもちろん人事の人たちは会社の雰囲気や制度から人にアプローチを仕掛けられる。楽しんで、熱狂的に仕事をする、そしたら会社員の人たちは多くの給料をもらい、家族との団らんの時間もふやせ、そしてなにより人生が楽しくなるんじゃないかなと思います。それでは、次回ブログに続く。