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St_Hakky’s blog

心理学/人事/就活/留学/データサイエンス/バイオインフォマティクス/日頃思ったことについて書きます。

社内研修に心理学を:良い関係性の構築の習得

人事 心理学 研修・教育

こんばんは。

最近は心理学の本を暇さえあれば見て、会社に応用できることねぇかなと考えているのですが、今日は生かせそうな1つについて書きます。

○気持ちがいい受け答え

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普段、私たちが生活している中で話していて楽しい人や好意的な印象を持つ人は、決まって以下のような形で話を聞いてくれるのではないかなと思います。

■良い話の聞き方

  • きちんと自分の話を聞いていると感じさせてくれる
  • その時の状況やその時の心情について親身に質問を投げかけてくれる
  • 共感を示したり、アドバイスをくれたりする

これがなぜ「好意的に」感じるのかはわかりませんが、人間だれしも以下のように話を聞かれるよりは、心地よく話せるのではないかなと思います。

■悪い話の聞き方

  • 適当な相槌で済ませる。
  • 相手の話よりも自分の話をする
  • 相手の話に対して、否定する

特に否定されたからといって、その人が否定されたわけではありませんし、傷つく必要もないのですが、なぜか話していて「気持ちがよくない」と感じてしまいます。批判を受けるのがうれしいという人もいますが、これは一種の思考法(これについてはまた今度)を持っているからで、その「気持ちよくない」感情を客観的に見れている人に限り、普通の人は「ファック」と思っていると思います。

○「気持ちがいい」方が関係はうまくいく

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なぜ気持ちがいいかはおいておいて、そのように反応されたほうが気持ちがいいのであれば、そうしたほうがいいのは明らかです。また、自分の感情を抜きにして関係を円滑にして進めたほうがいい仕事のような場面、特に同僚や後輩、上司と仕事をする際に、不用意な発言や感情丸出しの発言は普通によくありませんし、そのような発言をしたほうもされたほうも、仕事場で楽しんで活動できるとも思えません。

気持ちがいい受け答え、気持ちが悪い受け答え、それぞれの受け答えを分析すると、次でお話しする4パターンに分類されるそうです。

○積極的 - 建設的反応をする

受け答えのパターンは4つあり、以下に集約されます。

  • 積極的 - 建設的:誠意を持ったサポートをする
  • 受動的 - 建設的:控えめにサポートをする
  • 受動的 - 破壊的:無視
  • 積極的 - 破壊的:ネガティブな側面を指摘

これは具体例から考えるとわかりやすいかと思います。

例えば、Aさんが、

「なぁ、おれ昇格したんだよ!」

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といったとします。これに対し、Bさんが以下のいづれかで反応したとします。どれが一番気持ちがいいでしょうか?

  • 積極的 - 建設的:「それはよかったね!どんな役職についたの?その役職で君はどんなことができるの?奥さんは喜んでくれたかい?」
  • 受動的 - 建設的:「あっ、そうなんだぁ」
  • 受動的 - 破壊的:「今日の夕飯何にする?」
  • 積極的 - 破壊的:「そうなると、責任も重くなるね。会社に縛られる時間も増えて、家族と一緒に過ごす時間も減るね。」

当然、「積極的 - 建設的」になります。他の3つで反応を返されるよりも、AさんとBさんの関係がよりよくなることが容易に想像できます。気持ちよく会話したいのはみんな一緒だと思うので、「積極的 - 建設的」をすべきとなります。

なぜ自分が「積極的 - 建設的」の反応をできないのか、そしてどうしたら「積極的 - 建設的」をできるようになるのか、そういったことを考える癖をつけ実践するだけで、たとえば会社の上司と部下の関係や会議での意見交換などはよりうまくいきます。僕個人は、「受動的 - 建設的」が多いので、最近は意識しています。またこれは、会社内だけに限ったことではなく、会社員がプライベートを一緒に過ごす家族や友人との関係にまで影響を与えます。

私生活がうまくいっている人の方が私生活がうまくいっていない人よりも仕事でより成果を出せるのが一般的ですから、会社内でもプライベートでもよりよい関係を築けるような方法を習得することは良いことかなと思います。

楽しんで仕事をすることや、仕事とプライベートが両方うまくいくように会社側が個人をサポートすることは非常に重要なことだと思いますし、そうすることで個人はより会社に対して貢献しようという気持ちを持つと思います。海外ではその考えがより強いように感じます(日本でも最近増えてきましたが)。社内の研修などでこういった心理学的なアプローチを取り入れた研修などがより増えれば、もっと楽しんで活動できるようになると思います。

それでは。