St_Hakky’s blog

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マーティン・セリグマン氏のTEDでの講演

こんばんわ。

今日は、マーティン・セリグマン氏のTEDの講演について書きたいと思います。

○マーティン・セリグマン氏とは

マーティン・セリグマン氏はアメリカ人で、心理学者です。この人は、ポジティブ心理学の第一人者で、ポジティブ心理学を初めて始めた人です。うつ病と異常心理学に関する世界的権威で、学習性無力感の理論で有名な人だそうですね。一般向けの本も書かれていて、いま僕もこのポジティブ心理学の挑戦を読んでいます。またこの本に関することは書こうと思いますが、なかなか読みごたえがあって面白いです。

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○TEDの内容

TEDの内容は、以下のTEDを見ていただくのが一番早いと思うので、乗っけておきます。

martin seligman [the new era of positive psychology]

簡単に内容をかいつまむと、

のような内容になっています。

僕もこのポジティブ心理学を知るまでは、心理学というとなんか「心の病に対してアプローチをかける学問」みたいなイメージでした。セリグマン氏によると、実際心理学に足りていなかったのはその部分であり、心理学の分野においてこの普通の人生をよりプラスにしていく方法を考える分野がこれまでなかったようです。ポジティブ心理学はその普通をよりプラスに変えていく方法について科学的データに基づいて調査や研究を行う学問だと紹介されています。

一般の方向けにもわかりやすいように話してくださっているので、普通に僕のような初心者にもわかりました。

○考えたこと

僕が心理学を企業に応用しようと考えながら勉強しているので、そのことについて書きます。

■企業におけるポジティブ心理学の応用

講演中で取り上げられていた幸福な人生に必要な要素として、

  • 単純に楽しいや気持ちがいいという感情である「快楽」
  • 夢中になるということであるフロー状態を持っているか
  • 意味のある活動ができているか

の3つが取り上げられていますが、企業活動における生産性とこの3つが関係しているかについてセリグマン氏が「Yes」といっているように、人生を幸せにする一つの要素として仕事をすることと「生産性」には関係があると考えています。これはもちろん会社だけでなく会社に所属する個人にとってもいいことです。会社により気持ちよく貢献できるだけでなく、人生の充実につながるからです。仕事が楽しくないか楽しいかでいわれたら、楽しいほうがいいでしょう。

会社や企業において人間関係がしんどいであったり、仕事が楽しくないであったりなど、一日の大半でありかつ中心となる「会社での仕事」において不満が多く生産性の低い状態の改善や、その人個人の時間が楽しくないことによる会社への影響を抑え、よりよい企業活動をどのようにするのかに、このポジティブ心理学は使えると思います。

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■幸福度を上げるその他のメリット

個人へのメリットはもちろんですが、個人の幸福度を「仕事」に関してあげることに関する会社へのメリットは単純な「生産性」だけにとどまらないな、と思っています。最近は会社への不満などを社外で簡単に匿名性を確保して社員がネットで拡散できる時代ですし、そういった、たとえば「ブラック企業」のようなレッテルを張られたら最後、どうしようもありません。

企業において社員が人生の幸福度をあげれるような環境を整えること、また企業に所属する個人が自発的に幸福度を上げるように活動をしていくことは、これからの会社に求められてくることだと思いますし、もし社員をより幸せになるように活動させてあげれれば、もしくは社員がより幸せになるように仕事を自発的にすれば、より良い営利活動、より良い企業になると思います。

人事がそのような環境を整えるために、採用から人材育成、評価等を行えるようになるべきだな、と思いながらこのTEDを見ていました。

それでは、普通に面白かったので、皆さんもぜひ。